フリクションの有用性と使われるシーン

フリクションは消せるボールペンであり、発売以降売上を伸ばしで多くの世代で使われています。ただし消せるという要素にはデメリットもあるため、どんなシーンでも代わりに使えるという訳ではありません。特にビジネスシーンで契約などには使われないため注意が必要です。また、摩擦熱で消す関係で熱に弱いのですが、逆に低温にも弱い為長期的な保管文書には向かないものでもあります。

どちらかというと若年層に向いており、特にボールペンを大人の文房具に感じる小学生などに使われているようです。消せるペンと言うなら鉛筆でもシャーペンでもいいのですが、消そうとしなければボールペンと同じにしっかり保持されるのですから、ちょっと大人びた気持ちにはなれるはずです。そして色もたくさんあり、気に入った色のフリクションを使えるだけでなくたくさんあれば絵も描けてしまいます。ビジネスの場合でも三色ボールペンの愛好家が多いように、こだわりではなく色違いでメモを取れることは重要で、自分用の短期的なメモならばフリクションも使えます。

クラウドでデータを管理している人などは、打ち合わせでまずはメモをしつつも、終わってから情報をまとめる際にはスキャンしてすぐパソコンに入れる人が多いのです。そうした用途であればフリクションでも便利に使えるため、ビジネスシーンで使われないものという訳ではありません。単純にシャーペンの代わりに使うという意味では、消しかすが出ないという利点もあります。

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